理想のシステム手帳を探して5年目になります。
色々な手帳を使った中で一番多いのがレイメイ藤井「ダ・ヴィンチ ロロマクラシック」です。
YouTubeなどを見ると全サイズコンプリートされている方もいて全然敵わないのですが、これまでサイズ違いで3冊購入してきました。

使い方としては、
M5サイズは旅行などで荷物を減らしたいときに、
バイブルサイズは母艦として色々な情報を辞書的に詰め込むために、
M6サイズはやりたいことや欲しいもの、読みたい本などの管理に・・・というようなイメージです。
メインはM6にしようとしていますが、実はまだ「これだ」と思える運命の手帳には出会えていません。
そんな中で購入したのが限定色のアージェントです。
グレーの革が可愛いと思ったのですが、発売から日が浅かったのか経年変化の写真がほとんどなく、一抹の不安を抱えながら購入しました。
革は生き物のように変化するもので、その不安は当たることになりました。

▲ Amazonにも楽天にも今はA5サイズしか取り扱いがないようです。
アージェントの経年変化はどんな色?

こちらは購入してすぐの写真。まさに「グレー」という感じの色です。
購入して1か月ほどで、色がだんだん濃く赤く変化していきました。
なるべく色を維持したくて持ち歩かずに室内でのみ使用していましたが、窓から日焼けしたようです。
彩度の低い茶色に経年変化していくのだろうと想像していたので、赤みが出たことには正直ショックでした。
半年が経つ頃には、グレーではなくなり、ピンク系の薄茶色という印象になりました。




これはこれで可愛い色だとは思うのですが、元のカラーに比べると女性的な印象です。
求めていたイメージとは違う方向に進んでしまったこともあり、このままどう使っていくか悩みました。
使い方を切り替える
よく見ると型押しの部分や縁の濃い部分はダークブラウンのような色合いで、ここまで変化すればブラウンとして楽しめるのではないかと思いました。
そこで

もうこうなったら飴色になるまでガシガシ使おう!
と気持ちを切り替え、2025年8月からは職場でメインのメモ帳として使用しています。
道具として毎日手に取るようになると、出番が一気に増え、結果として革に自然なツヤが出てきました。
家で大事に扱っていた頃よりも、手帳を使っているという感覚は大きいです。
得られた反省と気付き
今回アージェントを購入して分かったのは、薄い色の革製品は特に経年変化後の姿を必ず見てから選んだほうが良いということです。
新品のときの印象に惹かれても、実際に使う時間の大半は経年変化したあとの色と過ごすことになります。
レビューや写真を探して「この色なら変化しても好きでいられるか」を確認するのは大事だと感じました。
今回は経年変化で理想の色から外れてしまいましたが、ロロマクラシックそのものは使いやすく、とても良い手帳なのでこれからも長く使用していきたいと思います。
これからさらに色がどう深まっていくのかは分かりません。
これからも職場でガンガン使って、自分なりの表情に育てていきたいと思います。
また変化があれば記録していこうと思います。